日本では毎年、国土交通省が『地価公示』というものを行っている。
そのデータは、国土数値情報ダウンロードサービスにて入手できる。
そのデータを用い、以下を実行せよ。
- 上記ウェブページの「地価公示(ポイント)」から全国地域の平成19年度から令和3年度の15のzipファイルをダウンロードせよ。
- ダウンロードした15のzipファイルを解凍せよ。各ファイルを解凍して出てくるcsvファイルが欲しいファイルである。
- 平成19年のデータに対して、緯度・経度データを散布図に表示し、データが日本全体からサンプリングされていることを確認せよ(作成例)。
- 平成19年のデータに対して、横軸が各ファイルの最新の土地価格、縦軸が番付となる散布図を作成せよ(作成例)。
・横軸を公示地価,縦軸を順位としたグラフを「散布図」で作成する。
・それぞれの軸を対数目盛にする。
(軸を右クリック→軸の書式設定→「目盛」タブの「対数目盛を表示する」にチェック)。
・目盛の最大値,最小値を適当に調節して(上と同じタブで変更可),グラフを見やすくする。
・直線の傾きを求める。
(グラフのデータ点を右クリック→近似直線の追加→「種類」タブの「累乗近似」を選び,「オプション」タブの「グラフに数式を表示する」にチェック)。
・y = ○ x^{-2.5} のような式がグラフに追加される。括弧{ }の中身が,直線の傾きである。このような分布は,ベキ分布と呼ばれる。
また,所得分布がベキ分布に従うことはパレートの法則(←リンクあり)として知られている。 - 平成19年の分析を、平成20年~令和3年でも実行せよ。
- それぞれの年で、トップ100~10,000に対するパレート指数を求め表にまとめ、それを折れ線グラフにせよ(作成例)。
- 作成したグラフをワードファイルに貼り付けよ。
・それぞれの年のグラフ(直線の数式が入っているもの14個)
・6.の表とグラフ - それらについて考察せよ。
- 作成したワードファイルを提出せよ。